2026/11/02
飲食店の業務用エアコンを選ぶとき、店舗の広さだけを見て機種を決めていませんか?
飲食店では、客席だけでなく厨房から発生する熱や換気、出入口の開閉など、一般的な事務所とは異なる条件があります。
そのため、同じ広さの店舗でも、必要な空調能力や設置方法が変わる場合があります。
当社はダイキン工業の特約店として、京都・滋賀を中心に店舗や事務所などの業務用エアコンの新設・更新工事を行っています。
今回は、飲食店で業務用エアコンを選ぶ際に確認したいポイントについてご紹介します。
飲食店では「熱」が空調に影響します
飲食店の空調を考えるとき、まず確認したいのが店内で発生する熱です。
例えば、厨房ではコンロやオーブンなどの調理機器から熱が発生します。
また、客席では在店するお客様やスタッフの人数によっても室内の熱負荷が変わります。
そのため、単純に「店舗の面積が○㎡だから、この能力」という考え方だけでは、実際の使用環境に合わない場合があります。
厨房と客席が近い店舗なのか、厨房が独立しているのかなど、店舗のレイアウトも確認することが大切です。
換気や出入口からの外気も考える
飲食店では、調理や衛生管理のために換気設備が使われています。
換気によって室内の空気が外へ出る一方、外から新しい空気が入ってきます。
また、店舗の出入口が頻繁に開閉される場合は、外気が室内に入りやすくなります。
こうした条件も、冷暖房の負荷に影響します。
特に夏場や冬場は、外気温と室内の温度差が大きくなるため、店舗の使い方に合わせて空調を考えることが重要です。
エアコン能力だけでなく「風の届き方」も大切
飲食店では、客席全体に適切に空気を届けられるかどうかも重要です。
例えば、細長い店舗や客席が複数のエリアに分かれている店舗では、1台のエアコンだけですべてを均一に空調することが難しい場合があります。
また、客席に直接風が当たり続けると、快適性を損なうこともあります。
そのため、
- 店舗の広さ
- 天井の高さ
- 客席の配置
- 厨房の位置
- エアコンの設置位置
- 空気の流れ
などを確認しながら、室内機のタイプや配置を考える必要があります。
「何馬力のエアコンにするか」だけではなく、店舗全体にどのように空気を届けるかまで考えることが大切です。
営業時間や店舗の使い方も確認します
飲食店では、営業時間も空調設備を選ぶ際の重要な条件になります。
ランチ営業と夜営業の両方を行う店舗、長時間営業する店舗、営業時間中に常に人が多い店舗など、それぞれ使用環境が異なります。
また、現在使用しているエアコンを更新する場合は、
- 十分に冷えているか
- 暖房時に寒さを感じないか
- 電気代が以前より高くなっていないか
- エラーや故障が増えていないか
- 店内に温度差がないか
といった現在の状況も確認しておきたいポイントです。
新しい機器へ交換するだけでなく、現在の店舗の使い方に合っているかを見直すことで、より適した空調計画につながります。
飲食店の空調は「店舗全体」で考える
飲食店の業務用エアコンは、広さだけでなく、厨房の熱、換気、出入口、人の数、店舗レイアウトなど、さまざまな条件を考慮して選ぶ必要があります。
そのため、店舗の新設時だけでなく、既存店舗のエアコン更新でも、現在の使用環境を一度確認しておくことが大切です。
当社では、ダイキン工業の特約店として、店舗の用途や設置環境、使用状況などを確認しながら、業務用エアコンの選定・施工を行っています。
飲食店の新規出店や業務用エアコンの更新をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
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